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幼馴染とのエッチは、個室トイレで♡

雪菜(ゆきな)とデートに行くはずが、とてつもないハプニングに見舞われ
たな……
あろうことかトイレでエッチとか、見つかったらどうるすんだろうな。
とまぁ、俺こと義章(よしあき)は呟いてみる。

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「うぅ……ここは混んでるね」
 雪菜が隣でささやいた。困惑した表情で、ぐるぐると目をまわしている。そ
んな雪菜を、義章は苦笑しながらなだめた。
「そうだよな」
 たくさんの人が入りくだる商店街。すさまじい人口密度で、歩いているだけ
で人にぶつかってしまう。パリッとスーツを着こなしたサラリーマンや、はし
ゃいだカップル。いろんな顔つきをした人々が、どこかに流れていく。
「ねぇ……ちょっと休みたいな……」
 義章の肩にやわからいものが触れた。しなだれかかってきた雪菜は、顔の筋
肉がどことなくゆるんでいた。疲れつつも、落ちついた雰囲気をはなっている
のだ。
 心臓の鼓動がはやまった。想いを寄せる相手から、信頼されているのだ。嬉
しくないわけがない。
 平均的な身長の雪菜。義章の肩にちょうど頭頂部がつくぐらいの高さだ。身
長のわりには、胸はしっかり発達していた。カップからあふれた双乳は、ワン
ピースの胸元は勢いよくおしあげている。しなやからな手足は、綺麗な曲線を
描いている。
 腰からお尻にかけて、ほっそりとした体形だ。
 おしゃれなブーツにつつまれた太ももは、スリムだった。
「さすがに疲れたよな。じゃあ、あそこのデパートなんかどうだ?」
 義章はデパートを見上げ、目で合図した。つられた雪菜は、コクンとうなず
いた。まつ毛を伏せた瞳は、なまめかしく潤んでいる。
 心をみだされた義章は、つい見惚れてしまった。
 おっとりした顔つき。くりっとひらいた垂れ目に、ひかえめに自己主張する
小鼻。まつ毛が色っぽくそそりかえり、まるっぽい瞳孔を清楚に飾っている。
肉厚の唇からは、ささやかな吐息がもれた。さらさらの髪はセミロングに整え
られ、ほそい肩にかかっている。
 光をあびた髪の毛には、天使のわっかができていた。
 雪菜はふいにこちらを見つめた。目を奪われていた義章を、とっさに反応で
きなかった。
 きょとんとした雪菜をしり目に、あたふたと焦ってしまう。
「どうかしたの?」
「い、いや、そんなことより、デパートに行こう」
 義章は無理やりその場をとりつくろい、雪菜の手をとった。胸が張り裂けそ
うなほどに、甘美なトキメキにおそわれた。手の平からじんわりと温かい心地
が伝わってくる。
 こっそりふり返った隣では、雪菜がほほをじんわり紅潮させていた。

 デパートの片隅。雪菜といっしょには人気のない場所で休んでいた。広いイ
スに、腰かけている。
 建物の死角になるところだった。ここは静まり返っている。
 かすかな賑わいが遠くから聞こえた。
「落ちつくね」
 雪菜は脱力感にひたっている。緊張からときはなたれ、ひどく心地よさそう
だ。
「ごめんな。やっぱりちがう場所にすればよかったか」
「そんなことないよ。義章といっしょにいるだけで、しあわせだよ」
 雪菜はやわらかくほほ笑んだ。
 無垢な相手といるだけで、心がいやされていく。雪菜の優しさにふれて、義
章はおだやかな気持ちになれた。甘い気持ちといっしょに、胸がいやらしく昂
ってしまう。
 淫心が次々におしよせ、すぐにでも雪菜を押したおしたくなった。
「くっ……無防備すぎるぞ」
「無防備かな?そっか……そうかもね」
 夢見ごこちになった雪菜は、こちらに近寄ってきた。たがいの肌が密着しあ
う。
 腕や下半身から、雪菜のやわらかい感触がつたわってきた。とろけるような
生温かさだった。せっぱ詰まった胸が、荒々しく高鳴る。
 雪菜の頭を見下ろす形になり、表情は隠されてしまう。かすかな息づかいが
義章の耳をくすぐった。上下した雪菜の身体は、熱っぽかった。興奮はしだい
に増していき、下半身が感じてしまう。
「あっ……かわいいね、ここ」
 昂った股間は、見る見るうちに勃っていく。ズボンを内側からふくらませ、
乱暴に跳ねまくった。うっとりと瞳をほそめた雪菜は、おもむろに右手を男根
によせた。おそるおそるズボンのテントに触れる。やさしく手でこすり、鬼頭
をふんわりとつつみこんだ。
「んっ……あふん、乱暴だね……」
 たおやかな手のなかで、肉棒は暴れた。肉竿を甘酸っぱい疼きがはしり、ト
クンと血流がみだれた。連続的に痙攣したズボンのなかで、肉等はたくましく
なっていく。尿道口にせつない痛痒感がおしよせた。むずがゆい鈴口から、生
臭い体液がこぼれる。粘っこくな
った布地を、雪菜はじらすように撫でた。執拗に掌をすりつける。
 股間からはなした手は、あやしく濡れ光っている。股間と雪菜の手の平に、
透明な糸が引いていた。義章の分泌液を、雪菜はことさら見せつけてくる。
「はぁっ……もうこんなにして……」
「や、やめろよ。こんな公の場で」
「義章こそ、こんな場所でなにしてるの……いやらしい妄想でもしちゃった」
 くすりと、雪菜は唇をつりあげた。肉厚の口唇が、ぷりっと瑞々しかった。
 限界だった。
 胸には淫らな衝動がおしよせ、いまに理性が途切れてしまいそうだ。本能を
抑えつけるほどに、雪菜を抱いてしまいたくなる。
 くらくらまどろむ義章に、あまい誘惑が彼方へいざなう。
「雪菜が……すごく、かわいいから……」
 言葉にするのはためらわれて、最後のほうがぼそっとつぶやいてしまった。
満足した雪菜は、とろんと瞳を潤ませた。上目遣いに義章を見つめ、もの欲し
そうにうったえている。
「かわいい……ふふ……なんだか私、我慢できなくなっちゃった……」
 雪菜は義章の腕をつかみ、秘所にひきよせた。
 ショーツごしの陰唇は、あやしくうごめいている。あたたかな体液を分泌し
て、布地を濡らす。体液にふれた指先が、なまめかしい熱をはらんでいく。義
章をあやつった雪菜は、ショーツをまんべんなく触らせた。
 粘着質な音が奏でられる。体液の糸が途切れては、あたらしくできていく。
「……して」
 あでやかな吐息が肌を翻弄した。耳のなかで雪菜のささやきがなんどもこだ
ました。ゴクリと、喉が鳴った。じっくり雪菜の痴態を堪能したあと、やんわ
りと頷いてしまった。
 雪菜は柔和に相好をくずした。

 電灯から煌々と、明かりがはなたれる。長方形のスペースに区切られた個室
トイレ。きれいに整理された便器や紙は、清潔だった。
「あぁ……なんだか、ドキドキする……」
 雪菜を便座にのせた。中腰になった義章は、雪菜と目線をあわせる。不安そ
うにふるえた表情は、小動物のようだった。すごく愛らしい。
 どちらともなく視線を外しては、ぎこちなく見つめあった。こまった雪菜は、
曖昧に笑んだ。
「んっ……ぅんっ……」
 義章はそっと愛菜の上着に手をかけ、外していく。肩ひもを下ろしていき、
服をゆるめた。雪菜はもじもじと身もだえし、ささやかに抵抗した。
 胸元が卑猥にくずれた。上着をわきにおしのけ、上半身はブラジャーだけに
なった。カップからこぼれた乳肉は、重量感たっぷりにたゆんでいる。
「やぁぁっ……はずか、しいっ」
 雪菜は胸を両手で隠した。
 柔肌をうっすらあからめ、雌の体臭が色濃くほのめいた。
 きめ細やかな肌だった。
 きちんと手入れが行きとどき、そこかしこに張りがみちている。電灯の光を
照りかえし、若々しくかがやいている。凹凸のはっきりした身体の輪郭。腰は
きゅっとすぼまり、熟した色気をはなつ。くぼんだおへそが、かすかに上下し
ている。
「大丈夫、丁寧にさわるから」
「で、でもぉ……」
「綺麗な胸だよ」
「ず、ずるいっ……そんな、ふうに説得されたらぁ……」
 義章は雪菜の両手を左右にずらした。かるく触れただけで、雪菜は胸をさら
してくれた。義章は努めてゆっくりブラを解いていく。背中にあるホックをは
ずし、そっとカップを下ろした。
 ボリュームいっぱいの双乳がたゆんだ。乳肉がいっぱいつまった乳房。なめ
らかな輪郭をたもち、瑞々しい潤いにあふれている。下乳がぽっこりもり上が
り、上乳は流麗な線をえがいている。
 あでやかな乳輪が色づき、中心では乳首がちいさく息吹く。左右の胸は側面
でぶつかり合い、淫らに歪んでいる。
「触るよ」
「ま、まって」
 制止の言葉をふりはらい、雪菜の胸をもんだ。食い込んだ指先から、乳肉が
もりあがった。
 しっとりすいつく感触だった。胸乳にしずむ触り心地が気持ちよかった。夢
中になった義章は、胸にくり返し自分の指をうずめてしまう。
 雪菜は苦悶の表情をうかべ、いやいや義章の手指をふりはらってくる。
「やぁぁっ、い、いたいぃ……っ!」
「あっ……わ、わるい」
 義章は反射的に胸から指をはなす。
 解放された雪菜は、脱力してしまった。顔からはほのかな湯気が立ち上って
いる。シミ一つない柔肌は、桃色に熟していく。
 夢中になって、雪菜の反応に鈍感になっていた。心のなかで、自分の鈍さを
恥じた。
「ううん……気にしないで。すこしずつ慣れてくれればいいの」
「かわいいな、雪菜は」
 義章の緊張した心が、ほぐれていく。痛いはずなのに、雪菜は義章を気づか
ってくれた。やさしさが胸にしみこんでいき、じんわりあたたかくなる。
 かわいさメーターが限界までふっきれた。胸中、感動の涙をこぼしてしまう。
「や、やだぁ、もうぅっ」
 反省を踏まえた義章は、やさしく下乳にふれた。両腕にはわずかな力をくわ
え、下から胸乳をすくった。掌に収まりきらない乳肉は、宙にはみだしてしま
う。静かに揉みこむと、乳房は波うった。
「ふっ……んんっ……」
 雪菜は甘い矯正をもらし、熱にとろけている。義章はそっと揉み始めた。円
をえがくように、双球を撫でまわす。ぐるぐると左右や上下とあますところな
く、柔肉を愛撫していく。胸はほどよい弾力を跳ねかえし、手のひらからはず
んでいく。
 雪菜は全身を微弱にひきつらせた。
「あぁあぁっ……い、いよぉ」
「痛くない」
「あんんっ……今度はぁ、はぁん、大丈夫……っ」
 雪菜の毛穴から、ちっぽけな汗が噴きだしていく。かぐわしい香りが個室に
こもった。
 かんきつ類のような芳香だ。
 雪菜の体臭が鼻腔をくすぐろ、頭のなかがかすんでいく。愛菜は熱っぽくも
だえ、がちゃっと便座をゆらした。無機質な音がひびき、雪菜はびくっと背筋
をふるわせる。
「ちょっと大きな音だね……聞こえるよ?」
「んうぅ……いじわ、るぅっ、あぁあぁ……」
 黄色い声を漏らした雪菜は、もだえる動きを懸命におさえた。
 いじらしい愛菜から、もっと喘ぎ声を聞きたくなる。
 義章は情熱的に愛菜をせめた。胸を揉みこみつつ、親指で乳首をいじくる。
 雪菜は唇をつぐみ、露骨に眉をしかめさせた。ほんのり紅潮した乳要は、手
の動きにあわせた踊った。
「ひゃぁあぁ……乳首ぃ、かゆいよぉっ」
「ここは気に行ってくれた?」
「……うん、はぁあぁん」
「雪菜の乳首、勃ってるよ」
「わ、わかってるぅ」
「もっといじくるから」
 義章はねちっこく乳首を責めた。
 乳頭を指先でつけば、口を半開きにしてよがってくれる。ニップルはしだい
に充血していく。義章の指のなかで、かたくなっていくのだ。しこった乳首は、
親指にはりつめた弾力をかえした。
 乳輪はおおきくなり、色濃くなっていく。ちょんっと突くと、胸全体にまで
快感をひびかせた。
「んぁ……あはぁ、ふあぁあぁっ」
「いい喘ぎ……目まいがしそうだな」
「あふあぁっ、わざ、わざぁ、喋ってぇぇっ……ぅうぅっ……」
 指の動きに緩急をつけ、色々な刺激をくわえた。
 ニップルにふれた指腹を左右にゆすり、ぎゅっと乳芯におしこんだ。押しこ
んだ指をはなせば、くぼんだ乳頭がにっこりあいさつする。やわやわと乳首を
親指でまわし、雪菜の身体に愉悦の強弱をつけた。
 雪菜はせわしなく身体をふるわせ、口端からよだれを漏らした。
 雪菜の足は引きつりっぱなしだ。
 太ももをこすりあわせ、下半身をもだえさせる。ショーツには玉のようなシ
ミが浮かび上がっている。粘着質な水音をかなで、愛液がとめどなくあふれる。
秘所にはりついたショーツは、陰唇の形をまざまざとさらしている。
 痴態にあてられた義章は、我慢の限界をむかえていた。肉棒があつくたぎり、
ズボンをギンギンに盛り上げる。荒々しくしゃくりあげ、窮屈なすきまをあば
れまわった。くるおしい疼きが陰棒をくすぶった。
 昂った義章は、雪菜と一つになりたい気持ちに翻弄されてしまう。
「そろそろ、いい……かな」
「その……い、いれる……の?」
「ダメ?」
「いいけど……優しくしてね」
「もちろん」
 義章は雪菜の手をとり、後背位のポーズをさせた。個室トイレのドアに両手
をつけ、お尻を後ろのほうに突きださせる。スリムな臀部が眼前に突きでて、
義章を魅了していく。
 あでやかなお尻は、くねくねと淫靡におどった。柔肌がほのかに波うつ。
 ズボンのチャックを下ろし、肉刀を露出させた。
 ペニスははち切れてしまいそうだ。限界までそそりたち、パンパンに漲って
いる。肉竿の表面はいやらしく膨らむ。根もとについたふぐりはふるえ、くび
れた鬼頭は淫らにまたたいている。湧きでるカウパーは、男根をエッチに彩る。
「雪菜のあそこ……やわらかい」 
 義章は雪菜の臀部につかみ、淫裂に肉竿をあてがった。くちゅっと、胸をく
すぐる擦過音がなった。甘美な肉圧につつまれた肉棒から、しびれるような疼
きがかけぬける。
 愛液のまぶされた肉に、じっとり舐めまわされていく、お尻にふれる手に力
がこもり、雪菜の皮膚にしずんでいく。蠕動した陰唇は、ペニスを今かと待ち
かまえる。
「ゆ、ゆっくりね」
「心配しないで、雪菜」
 腰を前に突きあげ、男根を蜜壺にうずめた。入れた瞬間、鬼頭には生々しい
肉壁が絡みついてくる。おしよせる肉圧はすさまじかった。女性器に挿入した
だけで、とてつもない悦びを教えてくれる。肉棒が燃えるような悦楽につつま
れた。昂った男性器は、それだけで深く感じてまう。
 あっという間に、ペニスは膣内に呑みこまれていく。肉竿の根もとまでうま
ってしまう。女壺ぜんたいが、淫棒をきつく締めつけた。くっついた性器のす
きまから、こぽこぽと愛液がもれた。
 拡張した秘所は、男根の形をおぼえていく。
「ぁあぁはぁぁっ……き、きてるぅっ……義章のぉ、おちんちん……んはぁあ
ぁっ」
「苦しいか?」
 女体とつながった義章は、雪菜のお腹をなでさすった。下腹はさかんに上下
している。雪菜は陶然と、義章の愛撫をうけいれた。背中はびくびくと痙攣し
っぱなしで、肩甲骨が
隆起している。
「へ、平気っ……」
「……本当か」
「これぐらい、耐えられる……それより、義章といっしょに感じたいの」
「おま、恥ずかしすぎるぞ」
「ふふっ……さぁ、きて」
 ひかえめに苦笑する雪菜。額からは汗をたれながし、髪の毛が肌にはりつい
ている。水気をおびた髪は、ところどころおもかった。甘い果実のような香り
が、髪先からほとばしる。
 雪菜の艶姿に悩殺されてしまう。本能に突き動かされるままに、義章は抽送
を開始した。
「ひゃぁあぁ……義章のあれが、んくっ、来るぅ……はぁぁあぁ」
 おしよせる肉壁を払いのけ、ひたすら律動の快感をむさぼった。腰を猥雑に
突き動かし、膣内をかきみだした。
 泡だった分泌液が飛び散る。
 雪菜を傷つけないように気をつけ、浅いピストンをくりかえした。肉竿を半
ばほどうずめ、鬼頭のくびれまで引き抜くのだ。強ばった蜜壺の感触が、ペニ
スに馴染んできた。具合がすこぶるよくなり、抽送がなめらか
に進んだ。
「そ、それぇ……もっと、私をぉ、淫らにしてぇっ……ふぅうんんっ」
「雪菜のなか、すごい締めつけ」
 鼠頸部がぶつかりあい、かわいた音が響きわたった。指先の食いこんだお尻
は、まっ赤に腫れてしまった。まっ赤な跡が、義章の興奮を刺激する。
 愛しい相手との一体感に、心が満たされていく。
 ぎしぎしと個室のドアが軋んだ。鼠頸部を摩擦するたびに、木の扉は悲鳴を
あげてしまう。
「なんだろう。この音?」
 扉の外で、若い女性の声が聞こえた。ふいに届いた疑問に、義章は行為を中
断してしまう。硬直した雪菜は、固唾をのんで見守っている。
 トイレの床に、ふたりの体液がぽたぽたとたれ落ちた。
「さぁ、誰かが壁にぶつかったんじゃない」
「それにしてはヘンなような……ひょっとして、誰かがエッチしてるんじゃな
い」
「まっさか」
 女性たちは黄色い声をあげ、きゃあきゃあともり上がった。
 的を射た女性の推理に、身体がちぢこまったしまう。
 ここはアパートの女子トイレ。性行為におよんでいる場面を目撃されたら、
色々とマズイ。さすがに義章は困惑した。興奮と焦燥がいりまじり、いやに冴
えている。
『ど、どうしよう……』
 雪菜はよわよわしくつぶやいた。後ろにふりむいた顔には、余裕がなかった。
まなじりをさげ、うろたえている。
『まいったな……こんな状況、想定してたけど』
『呑気なこといわないでよ……あぁぁ』
 緊迫したムードがただよっている。下手な行動はしないのが、無難だろう。
難がすぎ去るまで、ずっと波風を立てなければいい。そう、じっとしているの
が最善だ。
 危険な状況にもかまわず、おもしろい発想が浮かんだ。こんなあやうい場面
で、雪菜とエッチな行為を続けたらどうなるのだろう。
 こまった雪菜の顔を拝んでやりたくて、義章は抽送を再開してしまった。
『ひゃんっ……な、なにする……のっ!?』
 雪菜はせっぱ詰まった様子で、義章をうかがった。突きささる不満を無視し
て、義章はさらに雪菜をこまらせる。
 強ばった膣壁を押しのけ、鬼頭を奥深くにすすめた。すっかり緊張した蜜壺
は、どことなくせまい。肉棒を窮屈にしめつけ、膣内から排出しようとしてい
る。
『雪菜もだいたんによがらせたくて』
『見つかっちゃうじゃない』
『それもいいかもな。あいつらに、見せつけてやろうよ』
『そんなの……だめぇっ……んふぅっ』
 浅い律動を数回くりかえし、だいたんに男根をつきいれた。さらに膨らんだ
肉棒は、子宮口をコツっと小突いた。ゴムまりのような弾力が鬼頭にはねた。
敏感な鬼頭は、雪菜の触感にむせび泣いている。
 子宮口に先走りをなすりつけた。最奥を突かれた雪菜は、背筋をのけぞらせ
る。
『あぐぐぅっ』
『ほら、声でちゃうよ』
『ふむむっ……な、なんでぇぇっ……厄日よっ……んむぅぅうむっ』
 恨みがましく、雪菜は義章を見つめている。
 ほっぺを丸くふくらませ、唇をつりあげた。潤んだ瞳は、今にも泣きそうだ。
目のなかのハイライトは、あやしく滲んでいる。声を必死に抑えようとしてい
る姿は、ひどく健気だ。
 性器の摩擦にまけて、ときおりくぐもった吐息をもらす。
「でさ~」
「むぐぐ……うふぅぅうっ……」
 女性たちの談笑は花を咲かせている。水道がからひびく水音が、耳に心地よ
い。
 義章は貪欲に膣内をむさぼった。人の気配がある影響か、蜜壺の締めつけが
すさまじい。ペニスを極限まで食いしめるのだ。ぬめった膣襞が、射精をうな
がそうと積極的に男根にからみついてくる。
 女壺に食べられた肉棒は、なやましい悦楽をうえつけれる。
 陰嚢が沸騰しているようで、もどかしかった。
 女性たちの気配はなくなった。トイレはひっそり静まりかえり、粘着質な擦
過音だけが反響している。
「ほら、結果オーライ。なかなかスリリングだったな」
「あぁあぁ……付いて、くぅんっ、いけないぃっ」
 左右の膨らみをドアにおしつけ、綺麗な輪郭はくずれていた。べたっと両手
を壁にはりつける。開ききった唇からは、よだれがこぼれていく。腰はさかん
にふるえ、立つのすらおぼつかない。
 硬直したふとももは、頼りなかった。
 倒れそうな雪菜を、下半身からしっかり支えた。腰のスピードをあげ、子宮
口にキスの嵐を連発した。
「雪菜のなか、こんなにとろとろになってる」
「んはあぁ、あぁっ、義章にぃっ、エッチな身体、に、されちゃったぁあぁ、
ふぁあぁぁ」
 雪菜はすっかりできあがり、身体じゅう火照っている。結合部から、濃厚な
雌の香りがたゆたう。
 頭がふんわりまどろんでしまった。
 発情しきった雪菜に、身も心もトロトロにされていく。
「あぁあぁ、もう、だめぇえぇっ……わた、し、おかしく、なっちゃぅぅっ、
ひぅぅんんぅんっ」
「俺も、もう、げんかい」
 義章は猛々しくペニスをふりたくった。子宮口をつきまくっては、陰唇の内
側までもどっていく。
 雪菜の本気汁が飛散した。
 べたべたした白濁は、すごく遅いペースで肌をおりていく。
 ひたすら行為に没頭して、絶頂の瞬間を待ちのぞんだ。膣内は潤いきり、と
めどなく愛液を漏らしつづけた。
 男根は極限までふくらみ、輸精管を生々しい感触がつたっていく。熱い脈動
がはしりぬけた。義章は力づよくペニスを最奥までつらぬき、子宮口と触れあ
った。はりつめた肉棒は、あやしくふるえている。
 雪菜はよだれや汗で、びしょ濡れだった。半脱ぎ状態のワンピ―スは、腕の
部分で肌にはりついている。
「うっ、で、でるっ」
「うぁあああぁぁぁ、あそこ、い、いっちゃうぅぅっ!!」
 びゅるっ、どびゅうる、びゅくくっ。
 精液がほとばしった。
 輸精管をさいなんでいた切なさが、いっきに吹きとぶ。
 尿道口からあふれた分泌液は、膣内にあふれかえった。子宮口にそそぎこま
れ、雪菜は肢体を断続的にもだえさせる。身体は弓なりにしなり、あおむけに
した顔を鋭利にのけぞらせる。
 不自然にまるまった手は、ドアに爪をひっかけた。
「あぁ、あっ、うあぁあぁぁっ!!」
 快感の余韻にひたった義章は、おびただしく吐精した。喉をつまらせ、がっ
しり女体をつかんだ。しばらくそのままの状態で、絶頂がおさまるのを待った。
 結合部からは、はげしい震えがとまらない。
 ペニスを咥えこんだ膣は、なんども痙攣した。肌のいたるところにこ、玉の
ような汗が浮かんでいる。
 最後の一滴までそそぎ、雪菜の臀部から両手をはなした。
 脱力感におそわれた雪菜は、ずるずるとへたり込んでいく。義章は床に倒れ
そうになった雪菜をささえ、腕のなかで寝かせた。雪菜はあおむけに横たわる。
ぐったりした身体はかるかった。
 あわくほほ笑み、義章のほほに手をふれた。
「あぁっ……よし、あきぃっ」
「……雪菜」
「私、うれしい……こんなに大切にされて」
「こっちこそ。雪菜は、俺の誇りだよ」
「やぁあぁっ……じかにいわないでぇ……」
 雪菜は視線をおよがせた。うつろな瞳には、かすかに義章の姿がうつってい
る。
 健気な恋人の仕草に、胸がはずんでしまう。それはひどくあたたかい感覚だ
った。
「よしあき……ふふ、義章ぃっ」
 雪菜はうわ言のようにささやいた。義章の胸もとに顔をうずめ、とろけきっ
ている。
 すりつけられた胸が、くすぐったかった。
「にしても……どうやって帰ろう」
「もうっ……それはいわない約束」
 ふせ目がちに、ぽっと赤らんだ雪菜。
 もごもごとほっぺをふくらませ、誤魔化すようにすりすりしてくる。
 汗ばんだ服は、部分的にぐっしょりしている。シワができたり大変だ。愛液
や精液の匂いがしみついていた。
 とりあえず、今だけはしあわせの名残りにひたっていたい。考えるのは、そ
れからだ。



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テーマ : 官能小説
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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
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