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エンドレスドリーム

自分でも、よく分からないものを書いてしまった。
プロットをねらない、ふざけたものです。
息抜きに書いてみました、はい。
描写に手抜きが入っているのは、気にしないでください。
あと、高度にグロテスクな表現が入っています。
そういうのが苦手な人は、見ないことをおススメします。
いっておきますけど、エロはないです。




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ほんのできごころだった。
ウソじゃない。

肺のひえる深夜。
手足がぶるぶるふるえ、血流がとどこおってしまう。

霧島一樹は歩道橋にたたずんでいた。
下を俯瞰すれば、幅ひろい道路がのぞける。

一樹は腕に力を限界まで、込めた。
節くれたった両手は、ぎりぎりと軋んだ。
その音色は、耳に毒だった。

聞いているだけで、頭のなかがハイになってしまう。
視界がゆらゆらぶらつき、とりとめがない。

「はっ……ああっ……」

一樹の両手には、人の首がある。
首にはあたたかな血流の感触が、やけになまなましい。
首から上には、一人の少女の顔があった。
うっ血した表情は、なんとも艶めかしい。
ひどくそそられる。

少女は口から泡を吹きだし、がくんと力をうしなった。
生命をうしなったかのように、無感動に脱力しきっている。

――俺、いったいなにを。

意識がクリアになってくる。
先ほどのここちよい酩酊感はなくなり、かわりに後悔の念がおしよせてくる。
気づいたときは、すでに時遅し。

少女は絶命した。

「うっ……うわわぁぁぁあっっ!」

絶叫が闇夜にこだました。。

自分でもなにがなんだか分からなくなり、身体が暴走してしまう。
少女の首をつかんだ手は、不安定にあばれる。

少女の身体は歩道橋の柵をこえた。
支えるものはなにもなかった。
宙に浮いた少女の身体は、ふわっとかるそうに浮遊した。

重力におされるままに、少女は下へと落下していく。

――ぐしゃ。

アスファルトの道路に、みみざわりな音がただよった。
少女の身体は、まともな形をうしなってしまった。
鮮血が灰色をけがしていく。
だらだらと朱色の水たまりがおおきくなっていく。

――こんなの夢だ。

一樹は反射的に逃げた。
なにも信じられなかった。
イヤなことなんて、忘れるにかぎる。

拭えども、頭のなかにこびりついた惨状は振り払えない。

走った。階段につまずいてころんだが、そんなのどうでもいい。
ひりひりしびれる全身を叱咤して、ひたすら走った。

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Sugar'dさんに

いえいえ、お気になさらずに。
私はいつもどおりのんびりしてます。

お話だい歓迎です(^^)
またいろいろ談笑?しましょう。
おたがいに、良い新年が迎えられるといいですね!(^^)!
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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
このサイトでは主にエッチぃな作品を載せていきます。
よろしくお願いします。

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