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ふたなりっ子 Part3

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 リサの手が肉茎に絡みつく。触れられた瞬間、足に力が入らなくなった。地に足がつかないような浮遊感をあじわう。肉棒が快感にとけてしまいそうだった。亀頭がびくんと跳ねあがり、肉棒に血液があつまる。女性ではあじわうはずない感覚に、翻弄されてしまう。もっと肉棒をさわってほしい。この肉棒をいじられ続けたら、自分はどうなるのだろう。
胸の内にみだらな好奇心がくすぶった。クルミはつい熱っぽく息をみだし、男性器に魅入ってしまう。
「あらっ、まさか気持ちよかったのかしら」
 リサはクスクス微笑した。クルミの顔はかぁっと熱くなった。耳の中で、リサの挑発がなんどもこだまする。快感を否定しようとするほど、リサの言葉が胸につよく突きささる。
――やだ私、感じてた。男の人のあれを触られて、いやらしいのを期待してた。
 肉棒から生まれる快感にあらがい、クルミは正気にもどった。現実に引き戻された後には、自己嫌悪のあまりなにも思いだしたくなかった。自分に愕然としてしまう。本意ではなかったのに、ふたなりにされた。そのあげく、肉棒が気持ちいいなんて感じてしまった。
まともな人の感覚には思えなくて、自分が情けなくなる。
「図星のようですわね」
 違うと口から出かけたのを、胸の内におしとどめた。リサと話してはいけない。そう宣言した手前、自分から戒律をやぶってしまうのは避けたい。なんだか負けたような気がするのだ。
「いけませんわね。これはお仕置きですわよ。感じてもらっては、罰にならないですわ」
 クルミは無言をたもった。いくら小バカにされようとも、耐えきってみせる。クルミは挑むように、リサの瞳をのぞきこんだ。
「だんまりですわ。ふふっ、これはこれで興味深い状況ですわね。いつまで耐えられるか見ものですわ」
 リサは指先で輪をつくり、肉棒をやんわり握った。クルミが抵抗しないのに快くしたリサは、肉棒をすり始める。亀頭まで親指のリングをこすったかと思うと、小指が肉茎の根元にふれた。
しごかれた肉棒は、甘い疼きをため込んでしまう。肉棒がしだいに逞しくなっていく。さっきよりもひと回り大きく膨らみ、リサの手に収まりにくくなってる。肉棒がじわじわ熱くなり、胸がくるおしくなる。
「男の人って、こんな風に自慰をするらしいですわ」
 膝がかすかに震えた。自分の脚が麻痺してしまったようで、床に足をつくのでさえ覚束なくなる。
鈴口から透明な液体がにじむ。亀頭のすこしくぼんだ穴に、まるく溜まっている。クルミが腰を震わせると、液体はぷるぷるうごめいた。粘度があるらしく、ちょっとした刺激では形はくずれなかった。癖のある匂いに、クルミは意識を誘われてしまう。
酸っぱいような、鼻につく精の香り。自分から出てくる不思議な液体に、身体の自由を奪われてしまう。
「先っぽからエッチなお汁がわいてますわ。これって、カウパーって言うらしいですわよ。男の人が感じてる時にでてくるのですわよ」
 リサは空いてるほうの手で、先走り汁をすくった。指と鈴口の間に、透明な糸がぐにゃっと引かれる。亀頭の表面に先走り汁をぺちゃぺちゃ塗りたくり、卑猥な光をはなっている。かわいた亀頭の色が、あざやかな朱色をまった。
先走り汁は感じてる証らしい。
リサにあれが気持ちいいのを知られてしまった。もともと隠せてるわけじゃないだろうけど、感じてるサインをまざまざと見せてしまった。自分から気持ちいいと言ってるようなものだ。ありのままの心を覗かれてるような錯覚に、落ち着かなくなる。そんな妄想が肉欲に火をつけてしまう。
自分がエッチな子だと思われるると、クルミまで淫乱な気持ちになってしまう。自分が本当にエッチになった錯覚に襲われるのだ。
リサは肉棒をしごきつづけ、クルミの情欲を昂ぶらせる。鈴口にはまた先走り汁がわきだし、だらだらと淫らな涎をはきだしている。さっきよりも多くの先走り汁がでていた。丸っぽい液体は決壊して、亀頭の表面をつぅっと下る。
「やぁん、こんなにエッチなお汁をたらしちゃってぇ。クルミは変態さんですわね。男の人のおちんちんを触られて、感じるなんて恥ずかしくありませんの?」
 クルミの耳に、リサはささやきかける。甘い誘惑に、自分が感じてるのを認めそうになってしまう。自分の中で、葛藤がせめぎあった。快楽に屈しそうになるのを、絶対に認めたくもなかった。肉棒から生まれる刺激に身を委ねそうになると、リサへの反発心でその情けなさを否定した。
必死にリサに対抗するのだけれど、しだいに理性をつなぎとめなくなる。気を抜くと、心地よさのあまり意識が吹き飛びそうになる
 肉棒にうきでた血管がびくびく脈動した。変な気分だ。肉茎がきゅんっと張りつめて、亀頭がバクバクいなないている。肉棒の根元にくるおしい疼きがおこり、亀頭にむかって伝わってくる。
「あらっ、イってしまいますの」
 リサの声がどこか遠くに聞こえる。クルミは肉棒の魔悦に、あらがう気力がなえてしまった。しまりのなくなった口は、パクパク弛緩する。
――ああっ、男の人のあれからなにか来るよぉ。
 気持ちよければ、羞恥心なんてさまつなことじゃないか。女性の体に、男性器が生えようがどうってことない。もっと快楽に溺れてしまいたい。
「ダメですわよ。イカせてあげませんわ」
 リサは擦らせる右手の動きをとめ、ぎゅっと肉棒をつよく握りしめた。肉茎をつたう疼きが、途中でとまってしまう。絶頂を遮断された鈴口は、ひくひくうごめいてる。イクのを先送りにされた。肉棒から淫らななにかをはき出したいのに、クルミの願いはかなわなかった。心臓の動悸がはげしくなり、胸が張り裂けてしまいそうだった。
「イキたいなら、私の言うとおりにしなさい。私の台詞を繰り返すのですわ。クルミはおちんちんをいじられて、感じちゃう変態です。クルミの変態おちんちんをいじめて、ドビュッドビュッて射精させてぇ」
 そんな卑猥な言葉いえるわけない。自分で淫乱だなんて宣言してるようなものじゃないか。
自分の人格がエッチに染まってしまいそうで、積極的につかいたい言葉じゃなかった。
クルミはいやいやと頭をふる。
「じゃあ、仕方ありませんわね。イクのはおあずけですわね」
 反射的に、リサの顔をのぞきこんでしまった。リサは意地わるく、唇の端をつりあげる。
「これはお仕置きですのよ。まさか忘れたわけじゃありませんわよね」
 クルミのプライドを辱しめようと、リサは本気だった。そのつよい執着に、クルミは気圧されてしまう。どうあってもクルミから喋らせるようとしてる。意外と根に持たれてしまったらしい。
男性器をはやされた時、クルミはリサにかるくいら立ってしまった。リサが男性器をなおしてくれるまで、口を聞くつもりはなかった。それがどうだろう。クルミは快楽にまどわされ、はしたなくよがり狂ってる。前言を撤回するつもりはないけど、リサへの反発心は薄れてしまってる。肉棒をいじって、絶頂に導いてほしかった。
自分はリサの恋ドレイなんだし、プライドなんて小さなものじゃないか。
 クルミはぼそぼそ、リサの台詞をはんすうした。覚悟したとはいえ、やっぱり口にするのには抵抗があった。
「聞こえませんわね」
 リサの声は、わざとらしく大きかった。クルミのテンションはかぁっと高くなり、いきおいでまくし立てたしまった。
「クルミぃは、おちんちんをぃじられぇて、かんひちゃう変態ですぅ。クルミのへんたいぃおひんひんをいじめてぇ、ドビュッドビュッてぇ射精させてぇっ」
――あぁ、私なんて淫らな台詞を……
 刹那の勢いの後に残ったのは、悩ましい後悔だった。自分からはしたないおねだりをしてしまった。どんな顔でリサを見ればいいのか分からない。リサに身も心も服従してしまったようだ。流されてしまう自分がいじらしい。
「あはっ、クルミは淫乱な子ですわね。そんなにおちんちんがいいのかしら。お望み通り、イカせてあげますわ」
 リサは肉棒をしごくのを再開する。

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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
このサイトでは主にエッチぃな作品を載せていきます。
よろしくお願いします。

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