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属性 妹 その1

えーと、書いてみました。
まだ最初の段階ですけどね(^_^;)
今回はわりと普通(?)のシチュエーションです。




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 俊也は、ちかごろ悩みに悶えている。
 見下ろした先には、義妹のうしろ姿がある。肩まで伸ばしたつややかな髪の毛。ちょっと体をゆすると、さらさらと宙に舞う。
あやめとは、親同士が再婚してからの付き合いだった。お互いに小さい頃は仲良く遊んだものだった。思春期をむかえたあたりから、俊也はあやめとどう接したらいいのか分からなかった。
「おや、どこかに出かけるのか」
「わっ、お兄ちゃん」
 あやめは靴ひもを結ぶ手を止めて、こちらを振り向く。
 俊也は内心、動揺した。あやめの顔をじかに見てしまい、胸がドキドキしてしまう。顔の筋肉が引きつりそうだ。最近の自分は、どこかおかしい。気が抜けた時は、ついあやめの姿を目で追っている。
 くりっとなだらかな曲線を描く瞳。すらっとした顔の輪郭。小動物のように愛嬌のある顔立ちからは、人を穏やかにさせる雰囲気を醸し出ていた。ぽってり厚ぼったい唇は、つやつやと光っている。幼い印象の中にも、色気が芽生えつつあった。
「びっくりした。いるんなら、言ってくれればいいのに」
「階段を下りてきたら、あやめの姿があったんで」
「もう、怖かったんだからね」
 あやめはムスッと頬を膨らませた。
「わるいな。そっと見送ってやればよかったな」
「やっ、そこまでは言ってないけど」
 あやめはもの言いたそうにしていたけど、靴ひもを結ぶのを再開した。
「友達と遊びに行くんだ。帰りはちょっと遅くなるかもね」
「お土産を期待してるぞ」
「ないない。バカにいに買うものなんてありません。それとも、あれですか。私がいなくて、さみしかったり」
「ああっ、お兄ちゃんはあやめがいなくて寂しいぞ」
「ちょっ、変なこと言うのやめてよ」
「あやめが言わせたんだろ」
「それもそうだね~」
 大丈夫のはずだ。いつも通りにふるまえている、と思う。あんまり自信はないけど、不審な態度はとってないはずだった。
 準備を終えたあやめは、その場に立ち上がった。体ごとこちらを振り向くと、べぇっと舌をだした。
 明るい色のワンピースに身を包み、清楚な感じだった。フリルのついたスカートからは、すらっとした足がのぞいている。足を包みニーソックスが、あやめを鮮やかにいろどる。
 やってはいけないのに、俊也はみだらな考えをしてしまう。
胸のふくらみは可愛らしく、自己主張している。それほど目立たないように、服をかるく盛り上げる。お腹から腰にかけてのくびれはきゅっと引き締まり、俊也の興奮をあおってくる。服からのぞいた首筋がなんだか色っぽかった。
「どうしたの、お兄ちゃん。ぼうっとしちゃって」
 あやめの指摘に、はっと意識がもどった。あたふた悲鳴を上げそうなのを、なんとか堪える。
「大したことじゃない。疲れがあるらしい」
「ふーん」
 あやめはじっと俊也の目を見つめる。俊也はなにげなさを装い、その視線をやんわりと受け流した。
「まぁ、いいけどね」
 あやめは俊也から視線を外した。あやめがどう受け止めたか気になるとこだけど、追及されなかっただけよかった。俊也はほっとした。
「じゃね、私がいない間に変なことしないでよ」
「あほか。そんなことしない」
「だよね。一応、念を押してみただけ」
「俺も信用ないね」
「あははっ、普段の行いがわるいのよ」
 あやめはぱたぱたと外に出た。
俊也はぎくりと背筋を緊張させた。あやめの台詞が引っ掛かったのだ。あやめは気づいてるのだろうか、俊也のよこしまな気持ちを。それとも、深く考えすぎなのだろうか。どちらにしても、楽ではなかった。

 後ろ髪をひかれている。あやめへの想いが、俊也をまともな道から外していく。
 あやめの部屋の前で、俊也はとまどっている。退くべきか、進むべきか。もちろんあやめから許可をもらっていない。無断で人の部屋を覗くのはいけないことだ。わずかに残った理性が、俊也の行動に警鐘をならす。
 扉の取っ手に手をかける。あやめはいないから大丈夫だろうというより、あやめへの感情を抑えられなかった。あやめの温もりを肌に感じたかった。自分の欲情を満たしたい。叶わない願いなら、せめて人知れず慰めたかった。その一心で、俊也は部屋の扉をあけた。
 そこは俊也を満たしてくれる世界だ。あやめの甘酸っぱい匂いにあふれている。太陽の光が部屋をあかるく照らしだす中で、しみついた匂いは異質だった。居心地のいい空間に、俊也は癒される。万が一ということもあるし、部屋のカーテンを閉め切った。カーテンから漏れる光が、あわく部屋を彩る。
 あやめのベッドの上に、飛び込んだ。顔をやわらかな布地にこすりつけ、しみ込んだ体臭を堪能する。部屋にあふれるのよりも、ひときわ濃い匂いが鼻腔をくすぐる。このベッドであやめはいつも寝てる。こうしてシーツにくっついていると、あやめに抱きすくめられてる気分に浮かれてしまう。
 年齢では俊也の方が上なのに、これでは肩無しだった。
「はぁっ、あやめっ」
 俊也の理性は飛んでしまった。
 ズボンのチャックをおろし、勃起したペニスを取り出す。肉棒はすでにギンギンに張りつめてる。かさの太い鬼頭は卑猥にそそりたち、肉茎の血管はビクンビクン脈をうってる。逞しいサイズのいちもつだった。太さは指を束にしたぐらいで、おへそにまで届こうとする長さだった。
 俊也は膝立ちになり、シーツを片手で鼻に押しつけた。あいてる手で肉棒をつかみ、シュッシュッとこする。
「あっ、はぁぁっ、くぅっ」
 気持ちを抑えつけるほど、あやめを求めてしまう。自分はあやめの兄という立場だからいけないと言い聞かせても、すなおに諦めきれなかった。むしろ、あやめへの恋慕を強くしてしまう。
 浮かぶのはあやめの顔ばかりだった。やんわりとほほ笑んだ表情、怒って拗ねたときのつぶらな瞳。あやめの顔を見てるだけで、感情のコントロールがきかなくなる。胸がときめいてしまう。
 気持ちが昂り、射精が近づいてくる。
 そんな時、異変が起きた。
 ドアがガチャリと開き、現実のあやめが姿を見せた。

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きゃう♡

リクエスト小説、ありがとうございます!(/゚▽゚)/
続きが気になる~(もだえwww)

ちぃ様に

お気になさらずに(^o^)/
今回は楽しんで書けてるみたいですし。
なるべく日にちを延ばさないように、書いていきます(汗)
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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
このサイトでは主にエッチぃな作品を載せていきます。
よろしくお願いします。

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