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属性 妹 その7

ようやく終わりを迎えることができました。
正直、ほっとしています。
今日はいつもより書きましたねぇ(しみじみ)^^;
毎日これぐらい書けるだけの忍耐力があれば、いいんでしょうけど(汗)
ここまで付き合ってくださり、ありがとうございました。
もしよろしければ、なんらかの感想をいただければ幸いですm(__)m





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「私、おにいちゃんと一緒になりたい」
 俊也はあやめに吸い込まれてしまいそうだった。ぽわんと熱に浮かされる。雫をまとった瞳に懇願されて、心があやめにグラグラ傾いている。
 あやめ可愛いな。
 こんなに切なく気持ちが昂ったのって初めてかもしれない。以前にもまして、あやめが輝いて見えた。胸が荒々しく高鳴りっぱなしだ。心臓の鼓動の音がやけに鮮明に感じ取れる。頭がくらくらしてきた。気を抜くと、たおれてしまうかもしれない。
「やめてくれよ。そんな風に誘われたら、獣になるぞ」
「いいよ。おにいちゃんになら、私の処女をささげても」
 あやめの瑞々しい唇が甘い誘惑をかなでる。俊也の耳の中で、あやめの誘惑がなんかいもこだました。俊也の理性をとろとろに溶かしていく。
 目まいがした。ふらふらで自分が座っているのかどうか覚束なくなる。
 我慢の糸がぷちっと切れた。まわりの人に、どう思われようが知ったことではない。俊也はあやめが好きだ。その気持ちを大切にしよう。自分の中でこりかたまった抑圧が消えていく。
「後悔しても知らないからな」
「しょうがないよ。おにいちゃんと出会ったのが、そもそもの運のつきなの」
 あやめはペニスとの位置を見積もって、ベッドの上に足をM字開脚にひろげる。スリットを指で左右に広げたままの姿勢で、ゆっくり腰を下ろしていく。くちゅっと、ペニスがあやめの秘裂に触れた。入口に触れただけなのに、俊也は狂おしい快感にさいなまれる。ペニスに甘い電流がはしり、俊也の全身を恍惚にみちびいた。蜜壺にぐにゅぐにゅと飲み込まれていく。膣内の肉にペニスはもみくちゃにされてしまう。しっとり熱い膣内は愛液をペニスになすりつけ、ぎゅっと収縮する。一度だしていなければ、それだけで俊也は射精していただろう。括約筋をしめつけ、膣内の艶めかしい蠕動に抵抗する。
「はぁっ、くっ……なんだこれ、気がおかしく……なりそう」
「あぁぁっ、ふっ……おにいちゃんのが私の膣に……はいってくるよぉ!」
 あやめが腰をおろしていくと、こつんとうすい膜にあたった。ゴムのような反発力に、ペニスは行く手を遮られてしまう。
 これが処女膜なのか。女性が誰にも挿入させたことのない証だ。ほんとに自分なんかが奪ってもいいのだろうか。
 あやめの体の動きは鈍くなっている。口では強がって見せても、内心は不安でいっぱいのはずなのだ。
「止めようか。今すぐにやる必要は……ないわけだし」
「平気……だよ。ああっ、でも体が動いてくれないなっ……おにいちゃん、動いてぇ」
「あやめがそういうなら」
 俊也はペニスをぐぐっと先に押しだした。抵抗が強くなる。あやめは眉をしかめていたけど、もう後には引けなかった。俊也は一息に腰をつきだし、処女膜にあらがった。ペニスにまとわりついた圧迫感がなくなった。抵抗するものがなくなった膣内を、ペニスはふかく突き進んだ。
「うああああっ!いっぅぅぅっ!」
 スリットとペニスの隙間から、破瓜の血液が漏れでてくる。あやめの処女膜をやぶった証だった。肉棒を伝って、ベッドに朱の溜まりをつくっていく。
 あやめは苦悶に身もだえする。ぎゅっと閉じた瞼には、小さな雫が飛び散っている。力強く歯をかみしめ、鼓膜を突き刺す叫びをあげた。
 膣内が激しく収縮する。俊也は快感にながされないように、自分を叱咤した。
 俊也はあやめの頬をそっと撫でた。涙のあとをさすると、幼い産毛がうっすら濡れた。
「あやめ……好きだよ」
「うん……私もっ、おにいちゃんがっ……大好きぃ」
 あやめははぁはぁと呼吸を荒げていた。あやめが落ち着くのを、俊也は見守った。上下に震えた肩は、だんだん平静さを取り戻してくる。
 目の前の少女が愛おしかった。俊也のために、初めての体験を譲ってくれた。一度しかない、大切なもののはずなのだ。あやめは精いっぱい苦痛に耐えてくれている。その懸命な姿を見ていたら、俊也の胸に熱いものがこみ上げてくる。
「おにいちゃんをっ……もっと感じたいぃっ」
 あやめは俊也の股の上に座り、足を投げだした。かすかに腰を律動させ、俊也のペニスを膣内で上下させる。ペニスがあやめの膣内をずずっとかき分けていき、やわらかく締めつけられる。抜け出ようとすると、もどかしげに膣内はしまってしまう。
「あっ、やっ……なにこれぇ!いたいけどぉっ……かんじるよぉっ!」
「気持ち……いいのか?」
「挿入……した時よりはぁ、楽にぃ……なったよっ」
 あやめは息も絶え絶えに紡いだ。
 本心なのかもしれないし、俊也を気遣っての嘘かもしれない。どちらにしろ、あやめの好意を台無しにするつもりはなかった。俊也は素直にあやめの言葉に乗っかった。
 俊也はあやめの背中に両手を回し、上半身をひきよせた。あやめの小ぶりな胸が、俊也の上半身に密着する。胸に当たるやわらかい感触に、俊也は悶絶してしまう。乳首がこりこりと俊也を刺激してくる。
「ひゃっ!なっ、なにぃ!」
 互いの顔がちかよる。
 あやめの上気させた頬がなやましい。瑞々しく濡れた唇は、俊也を魅了してやまない。俊也は互いの唇を重ねあった。ぷりぷりと弾力をかえしてくる唇は、淫らな熱をおびている。
「んんっ!ふぅぅっむぅっ!」
 あやめは一瞬目を見開いたけど、俊也の唇を受け入れてくれた。そっとまつ毛をふせる。俊也も目を閉じると、舌先をあやめの唇にすりつける。舌先であやめの唇をなぞり、唾液をぬりつける。
 あやめは唇をひらくと、互いの下をからませ合う。ふぅっと熱い吐息が口の端から漏れでた。互いの舌を味わうように、ねちょねちょと唾液をまぶしていく。蛇のようにくねる舌は、なんかいも貪りあう。
癖になる感触だった。頭の中がうっとりしびれてしまう。
「はうっ……れろれろっ、くちゅっ」
 俊也はあやめとからませた舌を離すと、今度は頬の内側にすりつける。あやめの口腔はねっとりと潤い、あたたかかった。あやめはいやらしく腰をくねらせ、俊也を挑発してくる。あやめの舌の裏をちろっとまさぐると、あやめは情熱的に鼻腔から息をもらした。
「ちゅっちゅっ、むちゅっ、はむぅっ」
 俊也はひと通りあやめの口内を堪能し終えると、唇をはなした。舌に絡みついた唾液の糸が、つつっーと形をうしなっていく。
「おにいちゃ~ん、私もうおかしくなっちゃうよぉ」
「はっ、はっ……俺も……限界が近いっ」
 あやめの律動に合わせて、俊也はリズミカルにペニスの抽送をくりかえした。体中が火照り、汗にびっしょりまみれている。どちらからともなく、抽送の速度をはやめていく。  
もっと肉体の快感を貪りたかった。あやめを感じさせてあげたい。
 ペニスの先っぽに、ゴムの膜みたいなのがあたる。俊也がこつこつっと突くと、もぞもぞペニスに吸いついてくる。
「おにいちゃんのおちんちん……子宮口にぃ、あたってるよぉっ!」
「子宮口……これが、か」
「やらぁ……私、感じすぎてぇ……子宮がおりてきちゃったぉ!」
「そんなにっ、感じてくれてるのか」
「おにいちゃんとぉ……一緒になれたのがぁ、うれしぃんだよぉ……」
 頭がぼんっと沸騰してしまう。そんなことをいわれたら、こっちまで照れくさくなってしまう。ほんと、こいつはいけない小悪魔だ。
 全身の感度がましていく。あやめの体に触れるだけで、意識が朦朧としてしまう。
 俊也の限界は近づいていた。ペニスの内側に熱いものがみなぎり、発射を待ちかまえている。
 あやめの膣内をよりひろく押し広げながら、じゅぶじゅぶっと激しく抽送する。股間をうちつけあい、体液の飛沫をまきちらす。
「うあっ、もう射精そうっ!」
 俊也は射精の瞬間が近づいてるのを悟った。まさかこのまま膣内射精するわけにもいかないし、前もって膣内からペニスを抜こうとした。腰をはなそうとすると、あやめは両足を俊也の背中にからみつかせてきた。
「あやめっ!?」
「私をおいてけぼりにぃ、しないでぉ!」
「このままじゃ、膣内に射精すかもしれないんだぞ!」
「おにいちゃんの子供なら……私、できてもいいなぁ……」
 子供なんて、今まで遠すぎてイメージが湧かなかった。それがあやめの口から出てきた途端、ひどく現実味をおびてきた。
この年で、子供を授かってしまうのか。まだ学生の身なのに、それは前途多難に満ちている。
「どうなるか分からないぞ」
「いいよぉ。私なら……心の準備はできてるぅ」
心のどこかで、あやめの子供をほしいとおもっている自分もいた。あやめとなら困難にも立ち向かえるような勇気をもらえそうだった。
 俊也はベットの上で、体をバウンドさせた。あやめの膣内でペニスの抽送のはやさを限界まで上げていく。
「うっあ!あやめっ、射精すよ!」
「来てぇ!おにいちゃんの精子、私の膣内にだしてぇぇっ!」
 目の裏でモノクロの閃光がはしった。
 あやめは強く俊也をだきしめ、指を背中にくいこませる。
「イクゥゥゥッ!」
 あやめの膣内の締めつけが強くなった。俊也はペニスを子宮口にずんっと突き出し、尿道孔から精液を迸らせた。
 どびゅゅゅっ!びゅるっ!
 ペニスはひと際つよく脈動して、あやめの膣内を圧迫する。ペニスの内側に溜まった精液は、勢いよくあやめの子宮口に飛び散った。膣襞が俊也のペニスをもみくちゃにして、膣内の奥に蠕動する。
「あああぁぁぁっ!きへるぅ……おにいひゃんのあつのがぁ、わらしのなかにぃっ!」
 あやめは背筋を弓なりにしならせる。天を仰いだあやめは、口を半開きにしたまま硬直する。絶頂の余韻の残る口からは、綺麗なよだれを垂らしている。涙や唾液でいっぱいになったあやめの顔は、この上なく可愛らしかった。
 俊也が最後の一滴まで精液を放出すると、あやめはびくびくっと痙攣する。満足したペニスをあやめの膣内に挿入したまま、絶頂の余韻をあじわった。膣襞がやさしくペニスを抱擁してくれる。
 ややあって、あやめがぐったり俊也に寄りかかってくる。
「えへへ……おにいちゃん」
 あやめの意識はあるんだかはっきりしない。鼻にかかる声で、俊也に甘えてくる。
「俺、ほんとうにあやめとやったんだ」
 義妹とセックスしてしまった。ひょっとしたら子供ができてしまったかもしれない。本能の赴くままに、あやめの膣内に射精した。その事実が、今になって俊也にのしかかってくる。
「だ~いすきだよぉ」
 あやめはほっぺをとろけさせている。あやめの幸せそうな顔を眺めていたら、どんな困難にでも立ち向かっていけそうな気がしてきた。頑張っていこうという気力がわいてくる。
 まったく呑気なものだ。こっちはやきもきしてるのに。まぁ、でもこの幸せそうな寝顔を見れただけで十分よかった。
 あやめの髪を、俊也はかるく梳いた。
 まどろみに漂う義妹は、にへへとくすぐったそうだった。

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お疲れさまでした♪

長編リクエスト小説、お疲れ様でした&
ありがとうございました!(/゚▽゚)/

妹が攻めなのにちょっとビックリしましたが、
面白かったです♪
続きが気になる終わり方でしたφ(゚▽゚*)♪

ちぃ様に

長編といえるほどは、書いてないですよ(^_^;)
ねぎらってもらえると嬉しいです(:_;)

妹がせめるってマイナーなのかな?
思い返してみれば、あんまり読んだことはないような……

面白いとは――恐れ多い言葉です。
続きが気になるってのは、
たんじゅんに面白かったって意味?
それとも続編希望とか……はないか^^;

ちぃさんも最後まで、付き合ってくれてありがとうございますm(__)m
今後も精進していきたいです。
また読みたいものがあれば、リクエストしてください。
………………あればね(汗)
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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
このサイトでは主にエッチぃな作品を載せていきます。
よろしくお願いします。

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